夜郎自大の実例その他
さて、何かよく分からない反応があったのでお返事と言うか私のコメントを。
tetora2 "京都やパリローマはアニメ関係ない" 京アニ目当てにどんだけ外国人が来てるか知らんのか。井上雄彦が描いた絵が奉納、北野天満宮の三十六画仙、SAOエクスクロニクル。パリローマも映画のファンが多数来てる。
アニメが一定の役割を持つのは認めるが、京都やパリローマなどはアニメ作品がなくとも偉大な観光都市であるという趣旨ですが、 id:tetora2 さんはどうもよく理解されてないみたいです。
突っ込みどころとしては井上雄彦は東本願寺で親鸞の屏風絵を「制作」していますが、「奉納」はしていません。伊勢神宮のと混じってません?
北野天満宮の三十六画仙は初音ミクですけど、個人的にには初音ミクをアニメカテゴリーに入れてしまうのはオタクと言うより、詳しくない「一般人」ぽいですね。まあ私は非オタクの人がその様に誤解していてもべつに責めませんが。
というかそれ挙げるくらいなら『HELLO WORLD』を挙げてあげて!「京都」が舞台で、京都タワーがめっちゃフィーチャーされてるよ!
で、京アニ目当てで外国人がすごく来てるらしいので、実際どうなのか見てみましょう。
沼津とかだとラブライブ!サンシャイン!!に言及してたりしますが、まったく言及されてませんね。
では統計も見てみましょう。
来訪動機ならびに次回訪問時に見たい・したいことで「マンガ,アニメなどのポップカルチャー」日本人だと2%程度、海外でも1割程度ですね。増加傾向にあるのは確かですが、割合としてはその程度です。
まあ、京都は観光客数が5000万とかなので、割合が少なくても実数はそれなりでしょうが、あくまでワンオブゼムなのは確かですね。
最後の「パリローマも映画のファンが多数来てる。」も意味がいまいちわかりません。別に私は「物語」が観光資源足りうることは認めてますが、アニメが特権的な地位を持つというのを否定したにすぎません。なので、映画が「物語」として観光資源足りうることは言うまでもない前提だと思ってましたが、分かりにくかったですかね?
tanahata 「京都やパリやローマにはアニメがなくても人が来る」とトップコメがありますが、どれもアニメに代表される「物語の舞台」そのものやん。金閣寺は金色の寺ではないし、エッフェル塔はただの鉄塔ではない。
id:tanahata さんも私が観光資源としての「物語」を否定していると解釈されてるようです。しかしオタクである私としてもさすがに「アニメに代表される「物語の舞台」」はいくらなんでも大げさなのではないかと思います。