抵抗は無意味だ1
この文章は、自分の愛好するオタクコンテンツのコラボなどがフェミニストから叩かれ、積極的にフェミニストへ反論はするわけではないけど、どうすればいいか分からないオタク向けへ書かれてます。
なにはともあれ、自分が好きなコンテンツが批判されるのはどういう形にしろ辛いというのはオタクである私自身過去にも経験がありその辛さには察するにあまりあります。
ではそういう時にどうすればいいのか?
「私は君たちの味方だ!」と言ってフェミニストを攻撃する人がいます。
あなたはその人を味方だと思うかもしれません。
「フェミどもはこんなにも愚かだ」
「フェミどもは社会から孤立している」
なんとなく、あなたが好きなコンテンツを批判しているフェミニストをさらに批判する、この様な人たちは味方だと思うかもしれません。
でもちょっと待ってください。彼らの言うことはどの程度確かなのか?
「のうりん」以降を見ても何度か同種の問題はありましたが、結果はどうでしたか?
フェミニストの批判が結局は受け入れられた例の方が圧倒的に多いです。
なぜ愚かなフェミニストの意見が受け入れられるのか。孤立しているフェミニストの意見が優先されてしまうのか。
つまり、彼らは自覚しているか無自覚かは知りませんが、客観的な評価ができていない可能性があります。
「フェミどもは嫌なら見るな」
たしかに新聞ネット絶ちをすればフェミニスト達は批判する対象に触れることはないでしょう。でもその主張は君たちこそ、新聞も読まずネット絶ちすればいいと言い返されます。
そもそも知る権利の観点からその様な主張は容れられませんし、現実的でもないです。
「フェミ共が批判しなければいい」
確かに批判がなければ貴方が好きなコンテンツに平穏は訪れるのかもしれません。しかし、これは表現の自由を著しく制限する事になりおよそそんな要求は通りません。
表現の自由は一般に思われているよりは様々な法律によって制限はされていますが、ある人々に特定の発言を禁じるというのは立法論的にかなり無理がありますし、その様な法が仮に出来ても違憲とされる可能性が高いです。
威勢のいい事を言う人達は一体どれだけの実績があるのか、その意見は社会にどれだけ受け入れられてきたのかを考えれば、こういう主張は無意味と言わざるをえません。
つまり、その手の抵抗は無意味なんです。
と言われると自分は何もできないのか?
と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
あなたが愛好するコンテンツが、一般社会と関わりをもつ場合はちょっと行儀よくすればいんです。
ですから、あなたがすべきことは貴方が愛好するコンテンツの企業などに、あなたが当事者となり「ふさわしくない状況にエロネタつっこむな!」と抗議をすればいいんです。
あなたは、非オタク分野における、ちょっとエロい、くらいの表現が、フェミニストの批判を受けてでも達成する何かなのか?それを自問自答して結論をだしてみて、もし、ちょっとエロは別にそういう時にはいらないな、と思えるなら、コンテンツの提供者にそういう表現は自重しろと要求すれば何も問題はなくなります。
「ここで折れたら我々の居場所がなくなる!」
などと煽る人がいますが、冷静に考えてください。オタクコテンツが、非オタク分野で毎年どれくらいコラボしているか。そのうちフェミニスト達から批判されるのがどれくらいの割合かを。
というか折れる折れない以前に声高に叫ぶ人たちの意見は現実社会への影響は結果から判断すれば無とは言わなくてもフェミニストに太刀打ちできていません。
ちょいエロがなくなった所でオタクコテンツの居場所がなくなることはありません。